EN 13537 (obsolete)
2005年〜
mil spec(-25 °C 未満)は対象外
EN EU諸国における統一規格として制定されている規格の総称
スリーピングバック(シュラフ)に関する温度表記についてはEN13537で算出が定義 検査は認定された第三者機関が行う
計測手法
温度センサーが装備されたマネキンに長袖と足首までアンダーウエアを着せ、スリーピングバックに寝かせてキャンプ用のマットレスの上にのせます。
アンダーウェアだけでガウンは着てない基素.icon
マネキンの内側5箇所の温度が測定され、放熱の度合いを計測します。計測された温度と実験室の気温を計算式にあてはめて値を算出します。
スリーピングバックの保温性能は単純な中綿の量だけでなく、布地の種類や厚み・ジッパー等にも影響を受けるため、テストではこれらを総合的に判断します。
この測定における一般的男性は身長173cm体重73kgの25歳、一般的女性は身長160cm体重60kgの25歳となっています。
2013年からイスカが一部モデルでEN13537の温度評価を掲載するようになり、2014年から国内大手のモンベルやナンガがEN13537を主力モデルで採用するようになりました。(それまでカタログ表記が切りの良い数字だったのが、EN13537採用後に数℃ずれた温度表記になったのを鮮明に覚えています) 画像が見られないがGoogle lensだとこのサイトに画像があったみたい
Google翻訳
EN 13537 はいくつかの批判を受けています。何よりも、個々の試験機関が判断できる余地が多すぎて、精度が十分ではないことが問題です。標準があまりにも煩雑で高価になりすぎて使用されなくなることがないようにするために、その中に特定の境界線を設ける必要があります。まさにこの理由から、各ラボでは独自のサーマル マネキンの使用が許可されています。このサーマル マネキンは、一連の基準寝袋を使用して校正されます。この方法では十分な精度が得られないという人もいます。
もう 1 つの問題は、テスト パラメータが指定されていないことです。どのスリーピングマットやどの服をサーマルドールに使用するかなど。
スリーピングマットは規格では「スリーピングバッグユーザーにとって典型的なスリーピングマット」と規定されていますが、研究室によって解釈が異なります。
衣類は、熱抵抗が記載されているため、もう少し正確に指定されます。しかし、正確に測定することは難しく、各研究室が独自の衣服を使用して検査を行います。
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